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幸せへのまわり道

A Beautiful Day in the Neighborhood (2019)

実はトム・ハンクスは食わず嫌いで、意図的にあまり映画を見てきませんでした。

理由は簡単人気があるから。天邪鬼の私はタイタニックだって見るまで10年以上かかりました(笑)

でも「ターミナル」を見たときにいい俳優だなと思い勝手な苦手意識は消えました。

今回の「幸せへのまわり道」を観たのは、親とのわだかまりを持ち続けて逃げてきたライターの主人公が、有名司会者の取材を進めていくうちに、それと向かい合うという内容だったから。私もけして順風な家族関係の中で育ったというわけではなかったので、この歳になっても色々な思いがあって、この映画のことが気になっていました。

この司会者の役がトム・ハンクスで、少し不思議な感じのするかたですが、実際に存在した人気司会者で、この話も実話に基づいているそうです。

「許し」は難しい。長年こじらすとさらに難しい。

これができれば人生は楽になり、新たな道をスタートできるだろうという気持ちを少し後押ししてくれるかも、と思わせる内容でした。

まずは1分間、目をつぶって雑踏の中で自分をこだわりから解放してみようかと。

 

「A Beautiful Day in the Neighborhood」ご近所でのいい一日。

その中にいろんな家族がいるといいです。

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